富裕層に対する調査状況
国税庁は、平成29年10月、富裕層に対する調査状況について、平成28事務年度(平成28年7月から平成29年6月までの間)に実施した調査等の状況を明らかにしています。
「富裕層」への対応と富裕層に対する調査状況
- 国税庁では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成29事務年度においても積極的に取り組んでいます。
- 平成28事務年度においては、4,188件(前年比95.7%)の調査を実施し、追徴税額は総額で127億円となっています。
- また、1件当たりの追徴税額は304万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額154万円の約2倍となっています。
- 特に、海外取引などを行っている富裕層に対しては、平成28事務年度において533件(前年比94.3%)の調査を実施しており、1件当たりの追徴税額は772万円と特に高額となっています。
詳しくは、国税庁ホームページ(報道発表資料「平成28事務年度における所得税及び消費税調査等の状況について」 いわゆる「富裕層」への対応 をご覧ください。
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