令和6年1月吉日
お取引先各 位
日本アシスト会計グループ
代表 佐々木 忠則
令和6年のごあいさつ
あけましておめでとうございます
皆様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます
平素は当会計グループの取り組みにご理解ご協力を賜り心よりお礼申し上げます
昨年も、多くのお取引先様から新たなお客様のご紹介を頂き、 新たな多くのご縁ができましたことは、偏にお取引先皆様方のご支援の賜と感謝申し上げます。
さて、昨年は5月8日に新型ココロナウィルス感染症が5類感染症に移行し、円安のこともあり街は海外からの観光客も多く経済活動が活気を取り戻してきたようです。 労働者人口減少対策として外国人労働者の受け入れとなり、 社会・労働環境が大きく変わりました。 ウクライナ情勢の問題は、エネルギーをはじめあらゆる物流に混迷と物価高騰をもたらしています。 コロナ感染防止対策としてソーシャルディスタンスを保った環境、テレワークの導入、そしてデジタル庁の創設は電子化社会労働環境の変化を余儀なくもたらしています。さらに消費税のインボイス制度が施行実施され多くの中小企業は、 消費税率アップも吸収できない経営状況のなかコロナ融資で何とかしのぎましたが、その返済も始まり経営は厳しく緊迫した状況は続いています。
戦後の日本そしてこの時代においても我が国を支えるのは、やはりお客様方をはじめとする中小企業の皆様であります。 この不安定な時代そしてデジタル化・電子化を変革期と捉え、この時代を生き抜くこと、 生き抜くための企業に進化する。 そのための経営環境を整備すること。 それが維持存続させ次世代に繋げる経営であることを、今一度考えてみる必要があるといえます。
以前の右肩上がりの経済社会では、社長に万が一のことがあっても何とか経営を維持できました。 しかし、今の時代は、後継者が現経営者同様に利益を出し、 経営を維持することは至難の業といえます。 その時どうするのか、 継続か、 閉業か、 売却か等々今から考えておく必要があります。 また、その後残された者は、 後継者、資金繰り、借入返済、 借入保証、 今後の生活等々その苦悩は量り知れず本当に大変です。 能登半島地震も想定はされておりましたが、激震であります。 万が一を想定内としたリスク管理、 対策、 保険の大事さを痛感しています。
法令違反、 内部告発、 情報流出等の事件は、 社会は許さず経営を窮地に追い込みます。 財政収入をなす税務申告に係る調査は、 コロナ開けの昨年は調査手法等に厳しさを増し、作為的な所得漏れの判明は7年間の調査に移行する現状があります。 法令を遵守し社会に貢献する経営は、取引先は勿論、 税務署、社会の信頼を得、 お客様の企業価値を創造すると言えます。
私達は、このような状勢を踏まえ下記のことを決意し、 お客様の繁栄ある環境作りを目指して取り組んでまいります。 私達は、毎月の巡回監査を通じて、リスク防衛そしてデジタル社会の変革に遅れをとることのないよう支援して参ります。 それが、 お客様、社員の皆様、そしてそのご家族の皆様の幸福に繋がるものと確信しております。
お取引先様におかれましては、是非この取り組みにご理解を頂き、ご協力を賜りますようここにお願い申し上げる次第であります。
お取引先皆様の益々のご発展とご健勝を祈念申し上げます。
最後になりましたが、 能登半島地震の災害に見舞われました方々、ご当地の皆様、そして関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
敬具
令和6年宣言
私達は「お客様の繁栄ある環境」へ向けて、次のことに全員で取り組んで参ります。
- 家族・企業防衛
私達は、お客様の永続的発展を願い、 お客様が自らを防衛し従業員 ご家族の皆様の生活を護るため、 理念に基づくリスク防衛として保険指導をします。 - 黒字化システム
私達は、お客様の維持存続発展のため、黒字経営体質へ導くための業績管理システムとRPA*による業務効率 資金力を高める会計システムの推進をします。 - IT電子化
私達は、 IT国家に向け、 電子申告・納税システム (e-Tax) の利用、電子帳簿・電子ファイル(ペーパレス化)、 金融機関への決算書電子提供サービスの推進に取り組みます。 - 崇高なる月次巡回監査と決算監査の実施
私達は、お客様のため業務品質を高めた月次巡回監査と決算監査を断行します。 そして、税務申告書に適正書面 (税理士法第33条の2の書面)を添付します。 行政の信頼を得税務調査が省略になるよう税務行政支援に繋げていきます。 - 頼んで安心な事務所
私達は、 心よりお客様が安心し頼んで良かったと思える事務所づくりを目指します。
(※) ロボティックプロセスオートメーション (Robotic Process Automation)、 通称 RPAは、これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、 もしくはより高度な作業を人間に代わって実施できるルールエンジンやAI, 機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組みです。 (日本RPA協会HPより)
従来型のプロセス自動化で必要とされてきた、長期間にわたる既存システムの変更や業務フローの見直し等を経ることなく、 既存の業務を効率化できる点がRPAの最大の特徴といえます。